イタンシャ

晒される異端者
笑いに隠した蔑みと
友情で有耶無耶にされるその嘲笑
同じ刃は常に君の首元にも掛けられているのに
それでも君は君の常識を振り翳して
精一杯の知識で人を見下して
晒し物はいつでも見ているのに
冷静な瞳で真の愚者は誰なのか
異端者はいつも見詰めているのに
荒れ狂う狂気の沙汰で
正常と言われる世界を