シズカスギル ケイ

金縛りに暮れる夜
毎日毎日飽きもせず
砂時計の砂は闇に消えて
永遠に明日が来ないような
明日が縛られているような
精神の音
カリカリカリカリ
響く体内
殺ぎ落とされる
静寂の叫びを上げ続けて
宣告の夜はまだ来ないのかと
永遠に続くような
静か過ぎる刑