壊れていたあの玩具を
塵の山漁りずっと探して
古い風が俺を撫でる
幾億年前の大気運んで
変わらないと君の声
今も響いてる
澱んだ蒸留水
ぶちまけた夢の墓場
命が廻るならばいつか逢おう
その時には巧く笑えるように
止まる時計歪む風景
夢想の世界の中遊んでいる
俺だけが知る綺麗な場所
誰かに見せたくて走る衝動
いつまでも消え逝かぬ
丘を見詰め
沈んだ死者の声
生命を呼んでる
遠くに見える海
天体さえも飲み込んで
悠久に咲く絵画
止まらぬ衝動に連なるだろう
暗がりに怯えながら
緩やかに刻む文字
記号の羅列が映し出した
この夜に溶け出していく心
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