リュウセイ

赤橙の空に煙雲
月が白く輪郭を見せているのに
紅茜の輝きを放つ
太陽が川面をきらきらさせて

僕ら石を投げたんだ
太陽は言い訳
僕ら何かを壊したかった
憂鬱や現実 世界とか

碧玄い空に幾千の銀河が
滅びの煌めきを精一杯伝えて
薄紫になってしまった世界
その最後を誰かの記憶において欲しそうに

僕を手を伸ばしたんだ
星星は言い訳
僕ら何かを掴みたかった
理想や切なさ 人生とか

また星が流れるよ
願い事を言いなさい
願い事を言いなさい

僕ら石を投げたんだ
僕ら手を伸ばしたんだ
憂鬱や現実、世界とか
理想や切なさ 人生とか
また星が流れるよ
また星が死に逝くよ