キジョウ ノ ユメ

わたしの机の上
交差してるペンと光
夢を描くためだった
ノートの山は白紙ばかり
歩いてるつもりだけど
進んだのはほんの少し

明日また起きたら夢を書こう
眠る前に誓った夢旅人
それは今のわたしじゃなく
今日も日が暮れて
眠る前に誓いを立てて

時の狭間 忘れていた
いくつの夢の断片
生み出した人々は
今もわたしだけしか
知らなくてさ

優しげな言葉をかけられて
ゴメンねって謝るのも一人芝居
わたしの中で育った彼らに
世界を見せたくて
ノートとペンはどこにいったの

夢はいつもそばにいるから
近すぎてわからなくなるんだ
時々は少し離れてみても
いいんじゃないのって
ささやいてくれているのは誰だろう